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2007 07,14 14:33 |
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「川末先輩?」
眞白裕也は呟いた。やっぱりそうだ、と一度確かめてからよく見てみると、彼は心配そうに何かを見ていた。なんだ、と思い眞白もその視線の先を見てみた。するとそこには見ただけで分かる緑髪の少年ーーー藍川ヒロムがいた。 「藍川!?確か入院してた筈じゃ……」 眞白はほんの数時間前のことを思い出した。藍川とダブルスをして、データ集めをしようとヌいて打って、そんなことも知らずに必死に藍川は球に食らいついて、やっと拾えたと思ったら運悪く卓球台に頭を打ってしまって救急車に搬送されて………。負けたのがそんな悔しかったのか?、と眞白は考え同時にヌいて打ったせいであんな……、という罪悪感にかられた。そんなことを考えているうちにヒロムはドンドン登っていった。それなのにその先輩はただ見てるだけで止めようとしなかった。その先輩の元にいって止めてもらおうか、と眞白は考えたがそんなことを考えているうちにその先輩は行ってしまった。あんな病人を止めないのか、と眞白は驚き、もう先輩は頼ってられない、と自分で止めに行こうと思った。しかしもうヒロムの影は見えなくなっていたので眞白はしょうがなくヒロムが目指しているゴールで待つことにした。 PR |
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