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2007 07,18 22:32 |
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「じゃあ俺ここで降りるわ じゃあな」
そういって山雀輔はバスから降りた。バスの中には藍川ヒロムと眞白裕也そして数人の客がいる。なぜ三人はバスに乗っていたかというと、王華学園との練習試合で眞白は自分の都合で我が儘を通して試合にでて負けてしまい、部に居辛くなってしまい、どうしていいか分からなくなっていたところを二人で眞白を久勢北に引き戻しにいった、その帰りである。眞白は久勢北に戻ってくることになったのだが先ほどの口論のせいか、ヒロムと眞白の間には微妙に話しにくい空気が流れていた。 そんな風になにも話さずにいたら二人が降りるバス停に着いていた。二人がバスを降りると周りはもう闇に包まれ始めていた。二人が歩いている道には二人以外誰もいない。そんな中無言のまま歩いていると、何かを決心したように眞白が口を開いた。 「ねぇ藍川 さっきは…ありがとう」 そう眞白は言った。ヒロムは、うん……、と返答に困っていた。その時、ヒロムは後ろから眞白に抱きしめられた。 「眞白君!?」 そうヒロムは驚いた。眞白はヒロムの驚いた声を聞いた後少し腕に力を込めながら言った。 「藍川は強いね…僕なんかより…ずっと……」 PR |
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